【s_blog】日銀、緩和やめるってよ
先月末、日銀金融政策決定会合があり、「当分の間、現在の極めて低い長短金利の水準を維持しつつ、長期金利の変動をある程度許容する」という修正が加えられました。
それを受け、今月より大手金融機関の住宅ローン金利が若干の上昇になりました。
今後はどうなるのか?
未来のことは分かりません。
ただ、異次元金融緩和が終了に近づいているのかと。
今現在の金利は、とてつもなく低金利です。
本日、約10年前の資金計画書をみつけて比べてみました。
10年固定金利
(現在) 1.2%前後
(約10年前) 2.3%前後
フラット35金利
(現在) 1.8%前後
(約10年前) 3.5%前後
変動金利
(現在) 1.0%前後
(約10年前) 1.0%前後
比べてみると今が異常なほど低金利であることが分かります。
変動金利は約10年前からほぼ変動していません。
未来のことは分かりませんが、仮に約10年前の金利を正常値と仮定すると、現在の極めて低い金利からこの辺りまで徐々に上昇していく可能性もあるかもしれません。
長年やっている不動産営業からすると、現在の金利が異常事態です。
「当分の間、現在の極めて低い長短金利の水準を維持しつつ、長期金利の変動をある程度許容する」
これを聞いて「日銀、緩和やめるってよ」そう思ったのは私だけでしょうか?
あ。話は変わりますが「桐島、部活やめるってよ」は私の好きな映画の一つです。
この映画は、不思議な映画です。
「あなたは誰で、あなたの桐島はどんな人ですか?」と問われているような気がします。
今回の日銀の動き「日銀、緩和やめるってよ(主観)」も住宅ローンの上手な付き合い方を問う必要がありそうです。
※音声が出ますので音量にご注意ください。
